西崎病院ブログ

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年頭のご挨拶

年頭のご挨拶

院長 山城清二

 

 皆様、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

昨年の暮れから最近まで、院内ではインフルエンザ・コロナ感染症対応に追われました。なんとか拡大せずに対応することができてホッとしています。しかし、まだ急性期病院はひっ迫した状況ですので、今まで通り地域全体で協力して対応していきましょう。

 さて、昨年の活性化プロジェクトで作成した西崎病院の四画面(理念・目標など)を再度掲載します。優しい病院でケアミックス型病院を目指しましょう。そのためには、患者さんとその家族にはもちろんですが、職員間および自分自身にも優しくしましょう。自分自身の心身の健康、生活の安定、そして学び/教育が大切です。今年は、世の中が激変の年になりそうですが、周りに惑わされることなく一人ひとりがなすべきことは確実のこなし、楽しい働き甲斐のある職場にしていきましょう。一緒にがんばりましょう。

「別れと出会い」

出会いがあれば別れがあり、別れがあれば出会いもある。昨年の1月に沖縄からは、はるかに遠いインドネシアから4名のインドネシアのインターンシップ留学生がやってきました。言葉の壁や、生活・文化の違いに戸惑ったことでしょう。それでも1年間、看護補助者として病棟の勤務をしながら、大学のレポートに追われながら頑張って来ました。帰国の日が近づくにつれ「帰りたくないです」の言葉が聞けた時は嬉しくなりました(母国では待っている人がいる。そういうわけにも行きませんね)

1年間よく頑張りました。

山城院長からのコメント:よく頑張りました

Kamu telah melakukan pekerjaan yang hebat.

院長を囲んで

沖縄の思い出に「琉装」でパチリ

1年間のインターンシップを終え帰国の途についた翌々日また新しい4名の留学生がやってきました。たどたどしい日本語での挨拶、(インドネシアの学生さんたちは挨拶がとても上手です。見習うべきところがたくさんありますね)これからの生活に不安と期待の様子が伺えました。でも大丈夫!!迎えるスタッフはみんなが来るのを心待ちにしていました。

前田師長のサポートも心強いですよ!!

山城院長との写真撮影からは笑顔がこぼれていますね。

山城院長からのコメント:いっしょにがんばりましょう。

Mari bekerja keras bersama-sama.

院長と共に

文責 中村洋子

介護職員研修会2025

 皆様、あけましておめでとうございます。2025年の活動として、介護職員の研修会を開始することにしました。早速、16日の仕事始めの日に管理棟5階会議室にて西崎病院・サクラビアの職員を対象にした研修会を開催しました。約30名の職員が参加し、下記の内容について講義・実習を行いました

  • 心肺蘇生法(心停止への対応):特に、心マッサージ(胸骨圧迫)ができようにする。
  • ハイムリック法(喉に異物を詰まらせた時の対応):まずは咳を促す、それでも改善しない場合は背中を叩く、さらにハイムリック法を施行する(立位と座位の場合を体験)
  • 高齢者に多い病気と生活上の留意点:下記の疾患をプリントで簡単に説明

(介護職の初任者研修テキストに掲載されている疾患)

I.生活習慣病:高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドローム、

高尿酸血症・痛風、脂肪肝・アルコール性肝疾患、喫煙と関連する疾患

II.脳神経系の病気:脳血管疾患(脳卒中)、パーキンソン病

III.循環器系の病気:虚血性心疾患、心臓弁膜症、心不全、不整脈

IV.呼吸器系の病気:喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、呼吸不全

V.肝臓胆道系の病気:急性肝炎、慢性肝炎・肝硬変、胆石・胆嚢炎

VI.腎泌尿器系の病気:慢性腎臓病、前立腺肥大症、前立腺がん

VII.骨関節の病気:骨粗鬆症、変形性膝関節症、変形性脊椎症、関節リウマチ

VIII.精神の病気:老年性うつ病、神経症、

IX.眼と耳の病気:白内障、緑内障、加齢性難聴(老人性難聴)

X.皮膚の病気:皮膚掻痒症、白癬症 

心マッサージとハイムリック法はとっさの時の対応ですので、今後何度でも復習しましょう。 3)の疾患についてはまずは疾患名を知り、できれば疾患のイメージが持てるようにしましょう。介護職の皆さんが働きやすい環境も整えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。一緒に頑張りましょう。 

文責 院長 山城清二

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