西崎病院ブログ

西崎病院ブログ

ふれあい看護体験

5/12は近代看護の礎を築いたフロース・ナイチンゲールの誕生日にちなんで「看護
の日」とされています。「看護の日」を含んだ1週間を「看護週間」とし、沖縄県看
護協会でも様々なイベントを行っています。

当院でも、病院のお仕事に興味を持ってくださっている方や将来看護師を志したいという中高生を招いて、5/16(土)にふれあい看護体験を行いました。

体験の内容は、病院の見学、車いす・ストレッチャーの操作体験、血圧測定、ブラックライトによる手洗いの洗い残しチェックなどです。

また、ハイムリック法を胸骨圧迫(心臓マッサージ)についての演習も行い、皆さん苦戦しながらも楽しく真剣に行っていただきました。

最後に、看護師との座談会を行いました。「看護師として1番大切にしていることは
何ですか」「実習は大変でしたか」などの質問を頂き、私たちも学生時代を思い起こ
しながら楽しくお話させていただきました。

参加してくれた中高生からは「普段見ることができない病院の中まで見学できてよかった」「看護師になりたいと思っているので参加できてよかった」「MRIの磁気体験などが楽しかった」などの感想を頂きました。

当院では、ふれあい看護体験に限らず病院見学や職場体験などを随時受け入れています。ご興味を持っていただけましたら、ぜひお問い合わせください。

西崎病院 看護部長 前田夏江

ハイムリック法研修の成果(サクラビアにて)報告

5月1日の昼食時、入所者の一人の様子がおかしいのを向かい席の入所者が気付き、栄養士に声をかけ、栄養士が背中をさすったり叩いたりしているのを見て看護師が対応しました。すぐに改善する様子がなく、どんどん顔面蒼白になったので、看護師は座位でのハイムリック法を施行。施行3回目で、その方が“痛い”発声し、口腔内より約3㎝大の鶏肉の塊が排出されました。その後顔色も回復し、いつも通りの状態に戻りました。

47日と22日に二回のBLSおよびハイムリック法の研修会を終えばかりでした。その約1週間後に研修の成果がでて、入所者を助けることができました。こんなに早く成果がでたことに驚きと感動で大変うれしく思います。今回の事を励みに、これからも入所者や患者さんのためにコツコツと勉強していきましょう。サクラビアの皆さん、ありがとうございました。これからも一緒にがんばりましょう。                     

                                                             院長 山城清二

 

422日の練習風景】

 

ハイムリック法(餅や肉片、飴玉等を喉に詰まらせた)の手順

①咳をうながす。

②背中を数回叩く(背中叩打法)

ハイムリック法(腹部突き上げ法)

④心肺停止ならBLSへ

サクラビア看護力・介護力アップ講座2

2026422日に第2回目の講座を開催しました。実は、第1回講座後、実際に入居者(重篤な基礎疾患あり)が心肺停止状態になりました。その時、人工呼吸と胸骨圧迫は比較的うまく対応できましたが、ACLSでは薬に使い方、2分毎のチェック等多少混乱がありました。結果的に患者さんは助かりませんでした。そこで、今後のために確実なBLSの対応ACLSの初期の流れを理解しておくことに重点をおきました。

 今回は、介護士さんは確実に胸骨圧迫バックマスクによる人工呼吸ができること、さらにハイムリック法をマスターすること、そして看護師さんはACLSの初期対応で、挿管準備と点滴確保と使用薬剤についての基本を学ぶことにしました。短い時間でしたの、まずは頭の中でシミュレーションができることを目標にしました。

                                                                                                                  病院長 山城清二

  

【講義とBLSの胸骨圧迫、バックマスク使用の練習】

BLSASLSへ】

(ポイント)

役割リーダーの他、胸骨圧迫人工呼吸点滴確保薬剤準備、記録

・初回チェック/除細動→2分毎のチェック

・心静止:アドレナリン早急に投与、その後は4分ごと

VF/VT:初回除細動2回目除細動後アドレナリン3回目アミオダロン・リドカイン

 

CPRの質】

・強く(少なくとも5)、速く(100120/分)押し、胸郭が完全に戻るように押す。

・胸骨圧迫の中断を最小限にする。。

2分ごとに、または疲労した場合には圧迫担当を交代する。

・高度な気道確保がなされていない場合は、302で胸骨圧迫:人工呼吸をする。

 

【除細動器のショックエネルギー量】

・二相性:120200 J               ・単相性:360 J

 

【薬物投与】

アドレナリン静注/骨髄内投与:35分ごと(4分)に1

アミオダロン静注/骨髄内投与:初回投与量300mgボーラス投与、2回目投与量150mg

またはリドカイン静注/骨髄内投与:初回投与量1~1.5mg/kg2回投与量0.50.75/

          (目安として体重50㎏の場合:初回50mg2回目以降25

 

【高度な気道確保】

・気管挿管または声門上気道確保

・波形表示呼気CO2モニター、またはカプノメトリで気管チューブ位置確認。

10/6秒ごとに1回)の人工呼吸

 

【自己心拍再開(ROSC:ロスク)】

・脈拍および血圧がもどる。

 

【治療可能な原因(5H5T)】

・循環血症量減少(Hypovolemia

・低酸素症(Hypoxia

・水素イオン(Hydrogen ion、アシドーシス)

・低/高カリウム血症(Hypo-/Hyperkalemia

・低体温症(Hypothermia

・緊張性気胸(Tension pneumothorax

・心タンポナーデ(Tamponade, cardiac

・毒物(Toxins

・肺動脈血栓症(Thrombosis, pulmonary

・冠動脈血栓症(Thrombosis, coronary

挿管補助

準備:チューブ+スタイレット+キシロカインゼリー、バイトブロック、挿管後の呼吸確認】

【座位でのハイムリック法の練習】

1 2 3 93

カテゴリー