西崎病院ブログ

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フィジカルアセスメント

第6回フィジカルアセスメント研修会

第6回フィジカルアセスメント研修会

日時:1022日(火)15001630

場所:西崎病院 5階会議室

講師:山城清二病院長

対象:インドネシアインターン生(7名)

西崎病院4名 ウエルネス西崎病院 3名 

 

 第1回(2024.5.18)から始まり、浦添看護学生や那覇市医師会那覇看護専門看護学校の看護学生を対象としたフィジカルアセスメント研修会も含め、5回を終了しました。

今回(第6回)はインドネシアからインターンシップ制度を利用しながら看護補助者として勤務している看護学生を対象に研修会を開催しました。午後3時から4時半までの1時間半の研修でした。研修内容は以下の通りです。

 

(研修内容)

①インドネシアの音楽でリズムを取りながらの心肺蘇生法の実際

②病院長得意の英語での説明しながらハイムリック法の実際

③フィジカルアセスメントの意義、重症度判定、意識評価、バイタルサイン、心音・呼吸音の基本、症候(発熱)、事例検討、心肺蘇生の基本。

 

 

ハイムリック法や心肺蘇生(病院外)に出くわす機会はまれであるが、とっさの対応を求められるので覚えておくようにする。

 

 

これからも継続的にフィジカルアセスメントの研修会を開催しますので、頑張って参加してください。(インドネシア語も覚えましょう)

スラマッ シアン ⇒ こんちわ

マリキタ ブラジェル デアンギア ⇒ 一生懸命勉強しましょう

アパアパ ⇒ 大丈夫

テレマカシ ⇒ ありがとう

 

文責:中村看護部長

フィジカルアセスメント勉強会 in 看護部 2024.9.17

2024917日に、看護部幹部および訪問看護師に対して、フィジカルアセスメントの勉強会を開催しました。目的、内容、実施事項は下記のとおりです。今後、看護部を中心にフィジカルアセスメント等の教育体制を整えて、看護師、介護士、その他の病院職員への教育、そして学生等の後進の指導に取り組んでいきたいと思います。教育の仕方を学ぶことも重要で、そのような実践コミュニティを形成したいとも思っています。

【目的】実践コミュニティcommunity of practice)を目指す、②フィジカルアセスメント、③その教育方法(公開されている動画の利用、フィジコの操作ができること)

【内容】心肺蘇生法、ハイムリック法、重症度判定(意識状態、バイタルサイン、日常生活動作)、心音、呼吸音。

【実施】心肺蘇生法とハイムリック法は、公開されている動画を利用して理解し、実践できるようにする。重症度判定の理解、心音および呼吸音の聴取。

【今後の取り組み】心肺蘇生法およびハイムリック法は看護職員、できれば介護職員もマスターできるようにする。そのために、看護部幹部は教育方法をマスターする。

実践コミュニティとは、「あるテーマに関する関心問題、熱意などを共有し、その分野の知識や技能を、持続的な相互交流を通じて深めていく人々の集団である」。つまり、管理する組織ではなく、学習する組織であり、新しい働き方を実現する集団である。今回、看護部の中で、フィジカルアセスメント等の勉強会を通じて、一人ひとりの意識を変え、行動を変え、楽しい仕事環境を作り上げたいと思います。

文責:病院長 山城清二

第2回(2024.8.10)フィジカルアセスメント研修会を行いました。

フィジカルアセスメント研修会を開催しています。

   

第1回(2024.5.18)講師:西崎病院院長 山城清二
【内容】フィジカルアセスメントの意義、重症度判定、意識評価、バイタルサイン、
心音・呼吸音の基本、症候(発熱)、事例検討、ハイムリック法、心肺蘇生の基本。

第1回に引き続き、第2回のフィジカルアセスメント研修会を8月10日に開催しました。
午後1時から3時までの2時間の研修です。研修内容は以下の通りです。

第2回(2024.8.10)フィジカルアセスメント研修会
病院長 山城清ニ

【内容】神経診察、腱反射実習、症候(頭痛)、復習(ハイムリック法、心肺蘇生の基本)

神経診察:精神機能、中枢神経系(脳、脊髄)、末梢神経系(脳神経(12対)、脊髄神経)、自律神経系について理解をする。そして、筋骨格系との関連も理解する。

精神機能は、意識の評価とともに、大脳皮質機能が大事。
中枢神経系は、脳と脊髄の関連を理解する。
末梢神経系は、脳神経(12 対)の診察とその意味、そして脊髄神経が支配している皮膚領
域(デルマトーム)を理解する(中指C7、乳頭Th4、 臍Th10、鼠径部L1、膝L5、足首
L5、足底 S1と覚える)。
自律神経系は、交感神経と副交感神経があり、緊張時とリラックス時に反応する神経で各臓器がそれに反応する。
筋骨格系は、神経系と密接に関連しているので、神経系の一部として覚える。
腱反射はまずは叩く腱を探し、そこを正確に叩く。
基本的には、上腕二頭筋腱、上腕三頭筋腱、膝蓋腱、アキレス腱の4つの腱反射ができるようにする。

症候(頭痛):頭痛の分類は、一次性頭痛(機能性頭痛)と二次性頭痛(症候性頭痛)に分けられる。特に、一次性頭痛の緊張型頭痛、片頭痛を覚えるが、まれに群発頭痛があることも知っておく。二次性頭痛には見逃してはいけない疾患が多いので、特に頭蓋内病変を忘れないように。

ハイムリック法や心肺蘇生(病院外)に出くわす機会はまれであるが、とっさの対応を求められるので覚えておくようにする。

これからも継続的にフィジカルアセスメントの研修会を開催しますので、頑張って参加してください。

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