4月半ば~5月末(約40日)の間、ご協力ありがとうございます。当初、診断には苦慮しましたがパラインフルエンザ3型ウイルスと分かり、対応がしやすくなりました。入院患者の重症化を心配しましたが、幸い全員軽快し収束することができました。特に、朝日の家の皆さん、大変お疲れ様でした。今後も、コロナ/インフル以外の新しい感染症にも気を付けていきましょう。普段のケアと対応が大切です。
(院長山城清二)
報告:
1.発生状況:
入所者104名中、風邪症状や発熱あり81名。うち8名は検査で確定、他は疑い。
入院24名(23%)(3階19名、2階5名)
2.感染経路:職員→4階入所者・職員間→2階入所者
3.感染隔離:3階4月20日より居室隔離、22日より階全体の感染対策、28日よりコロナ感染対策に準じた対策開始。2階も同様。
4.隔離解除:3階は5月29日、2階は6月3日。
5.保健所への報告:4月23日第1報、28日第2報、5月12日保健所が現地訪問。
6.入院患者状況:19名が西崎病院へ入院、5名は南部徳洲会病院。
7.今後の対応:
1)職員の感染状況の把握、2)情報の共有、3)初動の対応、4)入所者への対応、5)収束への目標設定、6)普段の入所者のケアの見直し