第25回 医療法人以和貴会・社会福祉法人以和貴会 合同研究発表会
日程:令和7年11月30日(日) 9:00~17:00
場所:介護老人保健施設 サクラビア 1F ホール
糸満市字座波371-1
上記日程にて、合同研究発表会を開催いたしました。
法人職員による口述演題、浦添総合病院の原國 政直(はらくに まさなお)先生をお招きしての特別公演など充実した発表会となりました。
【大会長 名嘉 紀勝(特別養護老人ホーム朝日の家 施設長)より】

皆様、本日は日曜日でありますが、研究発表大会にご参加いただき、誠にありがとうございます。合同研究発表会大会長として、心よりご挨拶申し上げます。
以和貴会は両法人を合わせまして20を超える事業を通して、600人以上の職員がおり、多様な職能が日々の業務に励んでいます。その多くの医療・福祉の専門職の皆が一堂に会うということは難しいですが、この合同研究発表会を通しまして、各々の研究成果や実践事例を共有できる貴重な機会となります。医療現場、福祉サービスでは、職種を超えた連携と協働が不可欠です。本日の発表や討論を通じて、職種間の理解と絆をさらに深め、「より良いサービス向上」の実現に向けてともに歩んでまいりましょう。皆様の積極的なご参加と建設的なご意見を期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。
【口述発表(11演題)】
<セッション1>
- 管理栄養士としての食べるケア~シン・食事サービスを開始して~
- ALS患者の口腔内トラブル ~多くの困難を乗り越えて~
- CPAP療法導入による睡眠状態の変化と介護支援の取り組み
- 生食返血手技定着に向けて~生食返血訓練を通して見えたもの~
<セッション2>
- 味覚刺激と冷触刺激を用いて当院の患者様の唾液嚥下に与える影響
- にしざっぷアンケート調査
- 腰痛に対するセルフケアの試み~インナーマッスルへのアプローチ~
<セッション3>
- 見えにくい力を見える化する~訪問看護における実践知の伝承方法の模索~
- データで見る西崎病院
- CPAP療法における遠隔モニタリングシステム導入による業務改善
- パラインフルエンザ3型ウイルスの集団感染
【特別講演】
今回は、社会医療法人 仁愛会 浦添総合病院 感染対策室 室長/部長 併任 看護部看護管理室 副看護部長 原國 政直(はらくに まさなお)先生に、『生成 AI 導入はゴールなのか?それともプロセスか?(前半)、迫りくる感染症への対応とすぐ出来ること(後半)』という2つのテーマで講演していただきました。県内でも一足早く『生成AI』の活用を日々の業務に取り入れている浦添総合病院の状況や、原國先生の専門である感染症対策に関して、どのように取り組むべきなのかを大変わかりやすくお話いただきました。
▼講演の様子









【口述発表 最終結果】
最優秀賞
演題名:腰痛に対するセルフケアの試み~インナーマッスルへのアプローチ~
発表者:玉城 久美(介護老人保健施設サクラビア 通所リハビリテーション課 理学療法士)

優秀賞
演題名:データで見る西崎病院
発表者:眞壁 政也(西崎病院 地域連携室 社会福祉士)

入 賞
演題名:CPAP療法における遠隔モニタリングシステム導入による業務改善
発表者:徳嶺 友彦(西崎病院 看護部 呼吸認定・特定看護師 )

▼研究発表会の様子









▼発表会終了後(左より実行委員長、大会長、理事長、原國先生、院長)






