「医療法人・社会福祉法人 以和貴会」では毎年、日頃の業務や研究の成果を発表する合同研究発表会を開催しています。
今年は11月11日に介護老人保健施設サクラビア(関連施設)で開催され15演題と2つの講演がありました。
250名を超える参加者
講演Ⅰでは「糸満市が目指す地域包括ケアシステムの構築」~第7期糸満市高齢者福祉計画を踏まえて~をテーマに糸満市福祉部介護長寿課係長の金城美香氏に講演して頂き、地域の課題や今後の展望について貴重な情報を提供して頂きました。他人事ではない少子高齢社会を我が事として考えていかなければならないと感じました。
講演Ⅱでは「スタッフの意識が変わる!患者への向き合い方が変わる!立ち止まる倫理のススメ」をテーマに琉球大学医学部地域医療部の金城隆展氏に講演頂きました。人の命そして生活を預かる専門職として、今一度立ち止まり、自己決定のプロセスを分かりやすく、情熱をもって伝えていただきました。今後、スタッフそれぞれが考え、行動できるのではないかと期待しています。
口述発表ではソフィアから
「自宅復帰に向けて再出発」と題し、更生ソフィアの宮城義夫さん、
「総合的な学習を活用して行う地域における公益的な取り組み~福祉の種まきと福祉人材育成を目指して~」と題し、玉城伸一課長
が発表しました。
その結果、玉城伸一課長が15演題の中の最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
演題発表に向けてスタッフが協力し、意見を交わし、資料を確認し、チームとして取り組むことができたので大変良い機会だったと思います。
これがより良い施設サービスへつながっていくと思います。
また来年も頑張りましょう。