西崎病院ブログ

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2015年8月

「ダイエットとカロリーゼロの食品」    患者向け、ダイエットのコツ

ダイエットしたい、と相談に来られた患者さんが続いています。肥満のある糖尿病、メタボなどでは、ダイエットがとても大事です。また変形性膝関節症や腰痛症でもダイエットが非常に効果(薬よりも効果あり)あると調査で分かっています。 インスリン抵抗性な… 続く

ダイエットしたい、と相談に来られた患者さんが続いています。肥満のある糖尿病、メタボなどでは、ダイエットがとても大事です。また変形性膝関節症や腰痛症でもダイエットが非常に効果(薬よりも効果あり)あると調査で分かっています。
インスリン抵抗性などの検査をし、患者さんと話しながら、その人に合ったダイエット法を見つけていく形になります。糖尿病なら体重減少作用のある飲み薬を使ったりもします。ダイエットのコツも話していきます。先日患者さんと話したコツを書いてみようと思います。

○買い物の時は、食品のカロリーを見るクセをつける。
○カロリーゼロの食品をうまく使う。

例えば、朝夕の食事は自宅で気を付けられても、昼食はコンビニ弁当などになっている方は多いと思います。その時は、コンビニの食品にはほぼ全部カロリーが書かれていますので、それを見て買うことが重要です。毎日見ることで、どういうものがカロリーが高いのか、なんとなく分かってきます。そうなればカロリーの書かれていないお弁当屋さんでも、だいたいのカロリーを予測できるようになります。カロリーがわかるようになれば、ダイエットの非常に大きな武器になります。

また、小腹がすいたとき、寝る前になにか甘いものが欲しい、なんて時があります。夜に食べるのが肥満のもとになるのは、数多くの疫学調査から分かっています。そんな時はカロリーゼロのゼリーやあめ玉、ドリンクなどで、うまく気分を紛らわせられます。カロリーゼロの食品は、ここ数年でかなり味も良くなり、安くなり、どこでも売っているようになりました。糸満市のスーパーやコンビニでも普通に買えます。注意してほしいのはちゃんと栄養成分表のカロリーをみる事。ゼロ、と大きく書いていても、糖質ゼロ(カロリーゼロではない)や、コレステロールゼロ(植物油はもともとゼロ)なんて紛らわしく書いているものもあります。ちゃんとカロリーがゼロの物を選びましょう。
人工甘味料が血糖値や肥満にかえって悪影響を与えるかもしれない、という調査もあります。普段は我慢しているけど、どうしても甘いものが欲しい、といった時に、カロリーゼロの物を取って、うまく気を紛らわせるのは、ダイエットの一つの方法と思います

糸満の西崎のスーパーで売っていたものです。普通のゼリーなら100~150kcal、アイスティーな100mlあたり15~30kcalありまが、ゼロカロリー食品なら100mlで5kcal以内です。

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