西崎病院

西崎病院

西崎病院について

院長あいさつ

医療法人 以和貴会西崎病院 病院長 名嘉 栄勝(なか ひでかつ)

医療法人 以和貴会西崎病院 病院長 名嘉 栄勝(なか ひでかつ)

医療法人 以和貴会西崎病院
病院長 名嘉 栄勝(なか ひでかつ)

次の10年、20年、30年後の未来でも地域の皆さまに「安心・安堵」していただけるよう、心のこもった診療に取り組んでいきたい

 西崎病院は前身の糸満クリニック・糸満西崎病院からはじまり、平成28年をもって創立35周年を迎えることとなりました。その道のりは決して平坦ではなく多くの出来事と苦労がありましたが、ご支援ご指導いただきました関係各位、職員の皆様、そして地域の皆様のご理解があればこと今日に至ることができたのだと深く感謝申し上げます。

 当初西崎病院は糸満市西崎の埋め立て地にて開業し内科・外科・整形外科を中心に診療を行ってまいりました。私が病院長に就任いたしましたのは平成15年で、今年で13年目を迎えます。その間医療の現場では常に質の高い診療・ケアが求められ、泌尿器科、脳神経外科、透析センター、そして検診センター・人間ドックを開設し診療の幅を広げました。また外来では糖尿病外来、耳鼻科、皮膚科も標榜し外来診療の充実を図ったほか、病院の増改築工事、二度の病院機能評価受審、電子カルテ導入を中心としたシステム化に取り組んでまいりました。

 医療情勢は専門医療や高度医療だけではなく厚生労働省の指導、地域医療策定に基づき病診・病病連携・地域連携が求められ、他方では療養病床の削減が進められ介護保険施設・居宅介護サービス利用、在宅へ誘導が進められてきました。当西崎病院はケア・ミックス型の病院で一般急性期病棟と療養病棟があり、また以和貴会グループ関連施設に介護老人福祉施設朝日の家や介護老人保健施設サクラビア、身体障害者施設ソフィアなど高齢者や身体障害者の療養環境が整っており地域医療・介護福祉ケアをワンストップサービスで対応できることを目指してきました。また近年では自宅から通院出来なくなった透析患者さんの入院透析・リハビリ施設として周囲の医療機関や施設、大学病院より紹介を多く受けるようになりました。これらについても当院にできる地域医療貢献として今後も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

 理念・信念は人生における羅針盤のようなものと言われますが、西崎病院では「患者様へ心のこもった医療サービスとそして満足と安心を提供することをもっとも大切な使命と心得ています」と理念にうたっています。それを私たち病院職員は普段から心得ているつもりですが、動もすれば忘れてしまうこともあります。そんな時、患者さんの退院時にご本人やご家族の笑顔をみることで改めてその理念や自分たちの使命を思い出します。これからも当病院の「理念 – 以和貴クレド -」「基本方針」を羅針盤として地域の医療・保健・介護・福祉に良質のサービスを提供し、次の10年、20年、30年後の未来でも地域の皆さまに「安心・安堵」していただけるよう、医療法人以和貴会職員とともに心のこもった診療に取り組んでいきたいと思っています。今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

西崎病院理念(クレド)

私たちは“和”を大事にし、全職員が共感し患者様と地域に質の高い医療と介護を提供することを約束します。
”あなたの幸せが私の幸せです” が私たちのモットーです。

基本方針
患者さま第一主義
患者様へ心のこもった医療サービスと、そして満足と安心を提供することをもっとも大切な使命と心得ております。
地域への貢献
地域交流および周囲の医療・福祉機関との連携を行い、地域・在宅医療、リハビリテーション、予防医学の推進を支援していきます。
志を実現する職場環境
職員一人一人の個性と能力を尊重し、持てる才能を育成し最大限に伸ばすことのできる”喜ばれる”職場環境を育む努力をしていきます。
患者さまの権利

当院のすべての職員は、下記の事項を遵守します。

1.個人の尊厳
患者さまは国籍、人種、宗教、信条、年齢、性別、社会的、経済的立場の如何を問わず安全で思いやりのある、人格を尊重したケアを公平に受ける権利があります。
2.充分な説明と情報を得る権利
患者さまは、自分の病気や治療方法、その他について分かりやすい言葉や方法で説明や情報を受ける権利があります。また自分に対するケアの責任を持つ医師が誰であるかを知る権利があります。
3.自己決定権・セカンドオピニオンを受ける権利
患者さまは何らかの処置や治療をはじめる前に、必要な情報を医師から受け取り自分の意思で治療を選択する権利と拒否する権利があります。また納得した治療を受けるため、担当の医師以外からの意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。
4.個人のプライバシーが守られる権利
患者さまは、自分の診療に関連してプライバシーについてあらゆる配慮を求める権利があります。
5.診療情報の開示
患者さまは、ご自身の診療録の開示を求める権利があります。