ご利用案内
利用対象
病気や障害のある方で訪問看護が必要な方にご利用いただけます。
訪問看護を利用したい場合は、かかりつけ医、ケアマネジャー、相談員また直接訪問看護ステーションにご相談ください。
訪問看護の範囲
糸満市、豊見城市、八重瀬町、那覇市(泊、おもろまち、真嘉比、首里以北を除く)
※上記以外の地域においては、ご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。
サービス利用までの流れ
適用する保険が、「介護保険」「医療保険」によってご利用の流れが変わります。詳しくは、ケアマネジャー、相談員または直接訪問看護ステーションにご相談ください。
ご利用料金のご案内
訪問看護は医療保険、介護保険で利用ができます。利用する保険、訪問看護の提供内容、自己負担の割合などによって、支払額が変わります。
利用がはじまる前に、スタッフからもご説明させていただきます。
医療保険 | 介護保険 |
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【後期高齢者医療制度】 75歳以上の後期高齢者月額の1割一定以上の所得の方は3割 |
月額の1割(所得に応じて2~3割) ※月の支給限度額を超えたサービス分は自己負担 |
【健康保険等】70歳~74歳 原則月額の2割一定以上の所得の方は3割 |
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【健康保険】 義務教育就学後~70歳月額の3割 |
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【健康保険】 義務教育就学前月額の2割 |
モデルケース
あるモデルケースをご紹介し、かかる費用負担をシミュレーションします。
ケース1.老老介護のAさんの場合
要介護2/糖尿病・腰部圧迫骨折後の慢性腰痛/80代女性・夫とふたり暮らし
60代から糖尿病があるが、外来に通院しながら生活していた。80代になり転倒し、腰椎圧迫骨折になり、車椅子生活になる。また、糖尿病の悪化で排尿障害も併発し膀胱留置カテーテル(膀胱内に管を入れておく)を使用している。
訪問看護では、身体の状態を看てもらい、膀胱留置カテーテル管理の方法、食事や便秘へのアドバイス、入浴介助を依頼している。
訪問看護の保険適応:介護保険
訪問看護の自己負担費用:1割負担
-
週2回1時間の
訪問看護を利用 -
緊急時訪問加算
(24時間対応)
1か月間でかかる料金の合計
約7,000円/月
ケース2.家で最期を迎えたいBさんの場合
要支援2/肺がん末期/80代男性/息子夫婦と同居在宅療養の経過
昨年肺がんがみつかったが、妻を看取った経験もあり、最期まで自宅で過ごしたいと考えていた。治療に関しては、高齢でもあり手術・抗がん剤は希望しなかった。しかし、息苦しさも少しでてきて、動くのもきつくなってきて、医師や看護師から訪問看護を勧められた。息子夫婦は仕事をしていて、日中は一人のため、ヘルパーさんが週に3回、訪問看護師が毎日利用している。息苦しい時の薬の使い方、息苦しさを軽くするケアの方法など主治医と連携をとってもらっているので安心して療養ができている。
訪問看護の保険適応:医療保険
※介護保険利用者であっても、ガン末期などのいくつかの病気や状態によっては医療保険が適応される。
訪問看護の自己負担費用:1割負担
-
毎日1時間の
訪問看護を利用 -
緊急時訪問加算
(24時間対応)
1か月間でかかる料金の合計
約7,000~8,000円/月